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2016. 10. 17  
前回ライヴの際、長年お世話になっているマルチエフェクター BOSS GT-8に不具合の兆候が現れた。
考えてみたら、購入後すでに9年を経過、家電と同様、故障が出る時期かもしれない。

ビートルズバンドのギタリストにとってマルチエフェクターは不可欠だ。
曲ごとに変わる音色、特に、リボルバーやサージェント・ペパーあたりのギターは本当に再現が難しい。一体何の機材を使っているんだろう?

また、あくまでも4人編成にこだわるSOMETIMEにおいては、後期の曲を演奏する際は、常に人手不足の状態で、ブラスやストリングスのパートもギターでやることもあり、シタールに至ってはマルチがないと絶対無理。
1曲の中で4つの音色を使い分けないといけない場合もある。

GT-8のパッチはPCにバックアップを取っているけれど、当の機材本体の調子が悪ければどうしようもない。
修理に出すにしても代車が必要となるわけで、今後のことも考えバックアップ機の購入を検討。

最新機種GT-100も興味がなかったわけではないが、GT-8のパッチが使えないとのこと。
これまで苦労して作り上げたパッチをまた一から作ることを考えると気が遠くなるので型落ちにはなるがGT-8と互換性のあるGT-10を購入することに。

すでに販売を終了しているので、中古をデジマ―トやヤフオクで当たった結果、状態が良さそうな美品を見つけすぐさま購入。

早速、バンドの音合わせで試したが評判どおりGT-8に比べ音質が向上したように感じる。特に、ディレイなどは空間的な拡がりが増し、自然な感じがする。
プリセットのパッチもそのまま使えそうなものが結構あり、今後はメインで使おうかと考えている。

ただ、残念なのは、音質・操作性だけでなくサイズ・重量も若干向上(?)して、持ち歩きがさらにキツくなったこと。
ギターとエフェクターを抱え、バスに乗って街中まで出るのは結構大変なんです。アマチュアバンドはつらいよ!


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GT-10  GT-8に比べるとツマミ類が整理されていてスッキリ

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GT-8   精悍なルックスでカッコよかったんだけど

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2012. 12. 02  
ギターを買った。
これまでステージではグレッチを使ってきたが、それ1本では故障などを考えれば何かと心もとないなと常々思っていたからだ。

ジョージ・ハリスンはギタリストであると同時に大変なギターマニアであり、グレッチ、リッケンバッカー、 エピフォン、フェンダー、ギブソンなど、ビートルズ時代から様々なギターを使用してきた。
だが、多くのビートルズ・ファンが抱くイメージは、やはりビートルズがツアーをやっていた時代に彼が使っていたギターである。
したがって、視覚的な面でもファンの欲求を満たすビートルズ・トリビュート・バンドであるならば使用するギターは、グレッチ、リッケンバッカー、エピフォンのいずれかに絞られると考えていた。

エピフォンは自分の中では、ギブソンES-335と比べてしまい魅力を感じなかったので、必然的に次に買うなら、ジョージが Hard Day's Night で使っていたリッケンバッカーだと決めていた。

ジョージが映画の中で使っているリッケンバッカーは360-12といってその名のとおり12弦ギターである。
オクターブ違う2本の弦が同時に鳴ることで A Hard Day's Night や You Can't Do Thatで聴かれる独特のコーラスがかかったようなサウンドが得られる。

あの映画を観てバーズのロジャー・マッギンがすぐに楽器屋に走ったのは有名な話だ。
その後リッケンバッカー360-12はバーズのサウンドを決定づけるトレードマークとなる。

さて12弦ギターを買ってもステージで使う場合はどうか、確かに A Hard Day's Night などは本物に近いサウンドが得られるかもしれないが、ほかの曲はどうだろう。
例えば、後期のディストーションがかかったような曲を12弦でやるわけにはいかない。
前期から後期のレパートリーすべてを12弦1本でやるのは無理がある。結局もう1本必要となる。
そこで目をつけたのが同じフォルムの6弦ギター330。

そう考えると居ても立ってもいられなくなり、ネットで検索しまくった。
車でも家電でも同じだが商品を探しているときが一番楽しい。
ねらい目は新品特価といわれるもの。展示処分品ならば新品でもかなり安く手に入る。
いろいろあたった結果、希望どおりのモノが見つかった。
展示品処分特価で定価より10万近く安かったので迷わず購入。

色はもちろんジョージが使っていたものと同じファイアーグローと呼ばれる鮮やかな赤。

ボリューム、トーンともコントロールが2つ、ピックアップごとに付いている。
グレッチはマスターボリュームがついていたのでステージでの音量調節は楽だったが、今度のは慣れるのにしばらくかかりそうだ。
また、もうひとつ5thコントロールと呼ばれるノブが付いており、リアとフロントのミックスの際のバランスを調整するものだという。

サウンドはアタックが強く、ピックアップの出力も大きい。
周りに埋もれないエッジが効いた音が特徴的だ。

このギターは正確にはジョージが使っていたわけではないが、ある時期のビートルズ・サウンドを再現し、視覚的にもアピールするものと思っている。


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2010. 07. 18  
ビートルズのギターといえば、リッケンバッカー、ヘフナー、グレッチという名前がすぐに思い浮かぶだろう。

ビートルズのトリビュートバンドを組むとなれば歌と演奏はもちろんのこと、ビジュアル面にも気を配らなければならず、4つボタンスーツにブーツ、そして本物と同じギターを持つことが当然のように求められる。

ジョージ役はもちろん、グレッチのカントリー・ジェントルマンやデュオ・ジェット、リッケンバッカーの12弦を持つことになる。

さて、私が使っているのは写真のグレッチである。
「カントリー・ジェントルマン」という名前はジョージが敬愛するギタリスト チェット・アトキンスとグレッチが共同開発したことから付けられたが、後にチェットとのエンドース契約が切れてからは使用することができず、現在は「カントリー・クラシック 6122-62」という機種名になっている。

このギター、とにかく使いこなすのが難しい。
図体はでかいし、チューニングは安定しない。
「ベイビーズ・イン・ブラック」や「アイム・ア・ルーザー」といった曲でトレモロ・アームを使うといっぺんにチューニングが狂ってしまうのだ。

価格は30万以上するのに、造りはいたって大ざっぱ。
金属部分のメッキはすぐに剥げるし、フレットの加工も雑、チョーキングをすればブリッジの溝から弦がはずれてしまうので、リペアーショップで調整してもらった。

このギターと付き合っていると、ストラトキャスターが如何に丈夫で使いやすく、完成度が高いギターであるかがわかる。
コンパクトなボディ、ハイポジションも弾きやすいカットアウェイ、アームを使っても安定したチューニング、あらゆる面で申し分ない。
そういった理由で家で弾くのはストラトばかりだ。
ビートルズも『ラバー・ソウル』以降はスタジオではけっこう使っていたようだ。

とは言っても、グレッチには捨てがたい魅力がある。
後期の伸びのある歪んだ音には不向きだけれど、初期のクリーンで芯のある味わい深い音は絶対にグレッチにしか出せないものだ。
普通のEのコードを弾いただけで、あのビートルズの音だと実感できる。
何よりビジュアル面での効果はやはり大きい。
ジョンのリッケンバッカーとは一回りも二回りも違う大きさのコントラスト、シックで落ち着いた色合いは、ポールのヘフナー・ベースとも相まって初期ビートルズの品の良さを醸し出している。

10年以上使っているため、最近ではガリが頻繁に出たり、いろんなところで心配な面も出てきている。
ステージで使えるのはこれ1本だけなので(以前ストラトを使ったらお客さんから注意されたことも)、万一のため控えのギターがもう1本ほしいところだけれど、現在の厳しい経済状況ではいかんともし難い。
「LOTO当たらんかな~」などと、今日もビールの泡のような夢を追っているのだ。



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2010. 04. 11  
「オレンジ・スクイーザー」といってもキッチン用品ではない。
ダン・アームストロング社製のギター・エフェクターである。
クロスオーバー、フュージョンで育った世代には懐かしい響きではなかろうか。

いわゆるコンプレッサーの類だが、通常のギター・エフェクターがギターとアンプの間にシールド(コード)でつないでセットするのに対し、これは直接ギターのジャックに差し込むものである。
メカニックで角張った形がいかにもアメリカ製だと主張しているようだ。

普通ならば「何だこのカッコ悪いエフェクターは」と言われそうなところだが、70年代後半にさっそうと登場したフュージョン界の貴公子リー・リトナー大先生が使っていたことから一躍注目を浴びるようになった。

赤のESー335にオレンジ・スクイーザーを突っ込み、レゾナンスを高めに設定したフェイズ・サウンドはまさに先進的で、その自在なカッティングは当時のギター少年にとってあこがれの的だった。

それまではブリティッシュ・ロック一辺倒だった私も、そのカッコよさにひかれ購入した。
赤いトーカイの335モデルとビッグジャムのバイフェイズと併せ、しきりにあのチャカポーンを再現しようと試みた。

だが、いかんせんリズム感がないのに加え、早弾きも苦手としている人間にはあのクリーンなジャズ風のギターが弾けるわけもなく、すぐに使わなくなり、長い間ほったらかしにしておいたのを、先日納戸を整理していた時に出てきたのがこれだ。

今後も使う予定もなく、景気も厳しいので、この際中古屋に売ろうか、オークションに出そうかなどと考えているが、型式がどういうもので、相場がどんなものなのか皆目見当がつかない。
どなたか情報お持ちの方教えてください。

オレンジスクイーザー3


2009. 10. 18  
エリック・クラプトンの名前を知ったのは、中学2年になってロックに本格的にのめり込んだ頃だった。
今でこそハリウッド・スター並みに知名度が浸透しているクラプトンだが、70年代初頭、その名前を知っているのはクラスでも1人か2人くらいしかいなかった。

ロックの情報を得ようとすれば、ミュージック・ライフ誌を読み漁るかラジオの深夜放送を聴くくらいしかなかった当時、「ギターの神様」の名前はすでに伝説化しており、ギタリストの記事には必ず引用されていたが、ちょうど隠遁生活に入っていたためかその音楽は聴くことはできずじまいで、自分の中でもまさに伝説のギタリストとなっていた。

その姿と音楽に初めて触れたのは、NHKが不定期に放映していた『ヤング・ミュージック・ショー』での「クリーム・フェアウェル・コンサート」を観たときであった。

話には聞いていたが、3人という最小限の編成でこれ以上ないくらい高いレベルのアドリブ・プレイを延々と展開する姿を目の当たりにして圧倒された。
それからというもの、同級生の家に行っては彼が買ったばかりの『ライブ・クリーム Vol.2』を聴く日々が続いた。

「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」や「ホワイト・ルーム」などのヒット曲はもちろんのこと、クラプトンのソロが10分以上も続く「ステッピン・アウト」には本当にやられた。
それまで聴いたギタリストたちのソロは、どれも手癖による同じようなフレーズがだらだらと続くだけのもので退屈だったが、クラプトンのそれは、ピート・ブラウン(クリームの作詞家)が言っているように、まさに閃きの連続だった。

その後、自分でもクリームのベストアルバムを買い、擦り切れるほど聴きこんだ。
ギタリストのバイブル「クロスロード」に衝撃を受け、コピーを試みたのは言うまでもないが、自分がギターを弾こうと思う直接的なきっかけになったのは、実は小曲「バッジ」だった。
クリームにしては珍しくポップで3分足らずのナンバーは、クリームというよりはビートルズみたいな印象だった。
それもそのはず、クリームの解散が決まり、最後のアルバム用に曲が必要となったとき、親友ジョージ・ハリスンの助けを借りて作られた曲なのだ。

最初から聞こえるリズム・ギターはジョージが弾いており、クラプトンのギターが入ってくるのは、2番の歌が終わったあとからだ。
ブレイクでのコードアルペジオを聴いた時の何ともいえない開放感、カタルシスは今でも鮮明に蘇る。

コードのベースラインが下降するフォークやロックではよくあるアルペジオ・フレーズだけれども、中学生にはそんなことはわかるはずもなく、レスリー・スピーカー(回転式スピーカー)を通したきらびやかな音は天から降ってきたかのようで、その響きに魅了された。

ちなみに、「バッジ(Badge)」という妙なタイトルは偶然から生まれたものだ。
二人で歌詞を考えていたとき、ジョージがBridge(サビ)と書いたのを、向かい側に座っていたクラプトンが「なになに・・・Badge?」と言ったことからつけられたのだという。

現在のクラプトンは、幸せな家庭を築いて、すっかり落ち着き、歌も本当に上手くなった。
かつて自分が憧れ、思い描いていたブルースマンの理想型に近づいているのかも知れない。

けれど、私にとってのエリック・クラプトンは、ステージでストイックに、ひたすら黙々とギターを弾き続けるクリームのエリック・クラプトンなのだ。

グッバイ・クリーム 2
最後のアルバム『グッバイ・クリーム』

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