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2007. 08. 17  
昨日8月16日はエルヴィス・プレスリーの30回目の命日だった。

1977年のあの日(日本では8月17日だった)のことは今でもはっきり覚えている。
大学2年の夏休みで帰省していた私に母親が「エルヴィス・プレスリーが死んだよ。」と教えてくれたのだった。
当時はそれほどエルヴィスに入れ込んでいたわけではなかったが、それでも訃報はショックだった。
亡くなる何年か前にハワイでのライブがTV放映されたのを観ていたので、ジャンプスーツを着て、派手なアクションで元気一杯に歌っていた人が42歳の若さで亡くなったということが信じられなかった。

エルヴィスを観るまでこんなにも全力投球で歌う歌手を見たことがなかった。
しかも、ポッと出の新人ではなく、アメリカのショービジネスのトップに君臨する“KING”と呼ばれる人がである。
他の人が着れば悪趣味でしかないジャンプスーツを着こなし、空手の動きを採り入れたアクションもエルヴィスがやるからカッコいい!!
そういった派手な演出もすべて観に来ている人を楽しませようとする彼のサービス精神の現れなのだ。
エルヴィスにはフランク・シナトラのような「老成」という言葉はないのだと思った。

没後30周年を迎え、テネシー州メンフィスにある大邸宅「グレースランド」には世界各国からファンが殺到しており、命日を挟む1週間だけで7万人以上が来訪する見込みだという。

映像はライブでは定番の「サスピシャス・マインド(Suspicious Minds)」。
常にユーモアを絶やさず、全力投球で歌う姿を楽しんでほしい。


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2007. 08. 11  
洋楽を聴き始めた1971年は今考えても最良の時だった。
BS&T、シカゴ、グランド・ファンク・レイルロード、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリンなどビッグネームが次々に来日し、この国でもロックが本格的に活況を帯びてきた年である。

レコードもシングル盤からLPへと志向が移ってきた時期であるが、ヒットチャートをみると、ビートルズの4人、ビージーズ、スリー・ドッグ・ナイト、シカゴ、ショッキング・ブルー、ドーン、エルトン・ジョンなど、いわゆるヒット・ポップスとアルバム・アーティストの曲が同居していて実にバラエティに富んで面白い時期だったと思う。

その頃、スリー・ドッグ・ナイトとともにチャートの常連だったバンドが、CCR(クリ-デンス・クリアウォーター・リバイバル)である。
シンプルなコード進行、ジョン・フォガティのストレートで男臭いボーカル、正にピュアR&Rだった。

そのCCRの日本での最大のヒット曲が「雨を見たかい」(Have You Ever Seen The Rain)である。
キーボードをフィーチャーした沈んだサウンドに乗っかってくるフォガティの哀愁を帯びたボーカルは日本人が好むところであろう。

また、この曲で英語の現在完了形を覚えた中学生は私だけではないはずだ。

このシングル盤を買ってからずっと引っかかっていたことがある。
「晴れた日に降る雨(the rain comin' down a sunny day)」とは何なのか。

それがベトナム戦争で使われたナパーム弾であることを知ったのはつい最近のことだった。



CCR.jpg

2007. 08. 05  
ムーディー・ブルースが日本の活字メディアから無視されていることは書いたが、当然のことながら、ミュージシャンとしての彼らについて触れられたことは皆無に等しい。

特にバンドの中心メンバーであるジャスティン・ヘイワードのギタリスト、コンポーザーとしての才能はもっと評価されてしかるべきだと思う。

プログレバンドとしては珍しくシングルヒットが多いムーディーズだが、そのほとんどを作曲しているのが彼である。
日本では「サテンの夜(Night in White Satin)」ばかりが有名であるが、他にも「チューズデイ・アフタヌーン(Tuesday Afternoon)」、「クエッション(Question)」、「魂の叫び(The Voice)」などシングルカットされた曲のほとんどがチャートのトップ40に入っている。
シンフォニックで雄大なサウンドがムーディーズの特徴であるが、親しみやすいメロディを持ったヘイワードの作品がなければ、バンドがあれほどの成功を収めることはできなかったに違いない。
常にメロディを大切にした彼の曲作りの才能はレノン&マッカートニーにも決して劣らないと思う。

また、60年代の早い時期から使用しているギブソンES-335から生み出されるギターサウンドは彼独特のもので、歪んでいながらもどこか爽やかでシャープな印象を曲に与えている。

1971年にリリースされたシングル「愛のストーリー(The Story in Your Eyes)で聴かれるハードにドライブするリードギターはスリリングで、その正確なピッキングとメロディックなフレージングは、彼がしっかりとしたテクニックとセンスを併せ持ったギタリストであることを証明している。

今年6月には彼らの40年にも渡る活動の歴史を振り返ったドキュメンタリーDVDが発売されたが、これを機会に今度こそ正当な評価がなされることを期待したい。

映像は1988年にリリースされた『シュール・ラ・メール(Sur La Mer)』からシングルカットされた「アウト・ゼア・サムホエア(I Know You're Out There Somewhere)]。
前作シングル「ユア・ワイルデスト・ドリームス(Your Wildest Dreams )」に流れる過去を振り返るようなロマンティックな作風を踏襲したナンバーである。
ビデオも前作の続編という作りがなされており、映像作品としても十分楽しめるものとなっている。
作曲者はジャスティン・ヘイワード。
全米チャートで30位を記録している。

I Know You're Out There Somewhere
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