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2007. 10. 28  
紫煙に煙る場末のバーのカウンターで物憂げに眼差しを向ける女性。
恋人が去って悲しみに暮れているのか。

クレア・オースティンClaire Austinの"When Your Lover Has Gone"のジャケットは見る者の想像力を掻き立てる。

「JAZZ名曲名盤」という雑誌でこのアルバムを見た瞬間、どうしても手に入れたいという欲求に駆られた。
しかし、よく見ると入手困難盤とのこと。
運良く見つけたしてもとてつもない高額だろうと諦めていたので、10年ほど前地元の中古レコード店で実物を見つけた時は小躍りした。
再発盤だったが、ジャケットも綺麗で値段も安ければこれに越したことはない。

だが、最初に聴いたときの印象は当惑ものだった。
想像していた色気のひとかけらもない、黒人のブルーズシンガーが歌っているかのような太くて淡泊な歌唱。
B面まで聴かずに仕舞ってそれっきりだったように思う。

収穫はジャケットだけだったと眺めるだけにしておいたが、先日久しぶりに取り出して聴いてみるとまた印象が違った。

装飾を一切排除したシンプルな唱法は却って聴く者の魂に訴えかけてくるようで、こういう感覚はある程度年齢を重ねないとわからないものかと思った。

英文のライナーに、マヘリア・ジャクソンの「大衆の心を動かすシンガーになるには声に「叫び」がなければならない」という言葉が引用されているが、クレア・オースティンも声に「叫び」を持ったシンガーなのだろう。

しかし、やっぱりどう考えてもあの声とジャケットの女性とは結びつかない。
この女性がクレア・オースティンなのだろうか。


クレア・オースティン
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2007. 10. 21  
ビートルズの妻・ガールフレンドの中で最も人気があるのはパティ・ボイドだろう。
ジョージの最初の妻であり、後にエリック・クラプトンの妻となる彼女は60年代のトップモデルだけあって、その美しさはビートルガールの中でも際立っていた。

パティが「サムシング」「レイラ」「ワンダフルトゥナイト」という歴史的名曲のインスピレーションとなったことは有名な話だが、時には可憐であったり、時には妖艶であったりするその容姿は実に魅力的で二人の偉大なミュージシャンが心を奪われたのもうなづける。
ジョージとの交際のきっかけとなった映画A Hard Day's Nightでは初々しくキュートな彼女を見ることができる。

今夏出版された自叙伝"Wonderful Tonight: George Harrison, Eric Clapton, and Me "では、ジョージとの出会い、激動のビートルマニアの時代、解散、ジョージとの別れ、クラプトンとの再婚などが40年もの沈黙を破り初めて明かされているという。

ビートルズの妻という立場にあった人間だけが知るバンドの内幕や同じ境遇にあったシンシアやリンダらとのエピソード、また写真家である彼女が撮ったジョージやクラプトンのプライベートな写真も掲載されているようで翻訳版の出版が待ち遠しい。









2007. 10. 13  
先日ワインの試飲会なるものに初めて参加した。

某タウン情報紙主催ということで大方予想はしていたものの、会場に行ってみるとおよそ200人の参加者のうち9割が女性!
羨ましいと言われそうだが、そこまで少数派になるとさすがに肩身が狭かった。

約90種類のワインが飲み放題。
こういう時の女性は凄い。
ワインのおかわりもさることながら、つまみが来た時の凄まじさ。
美味しいものはあっという間に無くなってしまう。

でも、やっぱり何事も経験するものだと思った。
今回学んだこと。(至極当たり前のことですが)
一、第一印象で判断するな。
  最初の口当たりが自分の好みでなかったとしても、それで善し悪しは判断できない。
  暫くすると、自分に合わないと思ったものが素晴らしい味になっていることもある。

二、評価というものは所詮飲む人の嗜好に過ぎない。

今回一番美味しかったワイン。
トッレ・サラチェーナ・ネロ・ダヴォラ(赤)

DVC00135.jpg

(原産国イタリア・輸入業者サッポロビール)





2007. 10. 07  
10月9日はジョンの67回目の誕生日である。

解散して37年、そしてジョンが亡くなって27年経った今でもビートルズの話題が途切れることはない。

来月には2作目の映画HELPのDVDが5.1chサラウンド音声で新たに発売されるそうだ。
映画は何回も観たけれど、それにメイキング映像や関係者のインタビューがオマケについて
くるとあれば、またつい食指が動くというのがファンの心理というものだろう。

ビートルズほど仲が良かったバンドはいない。
一番険悪だったであろう70年代でさえ、4人は頻繁に連絡を取り合っていたらしい。
リンゴ・スターが出版したPostcards From The Boysにはジョン、ポール、ジョージからの
絵はがきがそのまま掲載されており、世間が知らない4人の心の内を垣間見るような気がして興味深い。

最初にバンドを抜けたがっていたジョンは、70年代のインタビューで、ビートルズフェスタで沢山のグッズを買い込んできたこと、自分はビートルズのファンなんだと語っている。

67歳のジョンを、年を取ったビートルズを見たかった。


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