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2008. 12. 29  
年末の気ぜわしさの中にいると、いつも思い出す曲がある。
ジョージの初ソロアルバム『All Things Must Pass』の中の1曲「Awaiting on You All」だ。

ビートルズに本格的にのめり込んだ1971年の夏、ジョージはバングラ・デシュ難民救済のためのチャリティ・コンサートをNYのマジソン・スクエア・ガーデンで行った。
ジョージとリンゴのほか、ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、レオン・ラッセルといった豪華な顔ぶれを集めたコンサートは当時大きな話題となった。
そういったロック界のスーパースターの名前を覚えたのもそのイベントのおかげだった。

『The Concert For Bangla Desh』のレコードが発売されたのは翌年のことだったが、同じ年の暮れ頃にはそのときの演奏曲がラジオでよくかかっていた記憶がある。

フィル・スペクターとの共同プロデュースによる『ウォール・オブ・サウンド(音の壁)』で固められたポップでゴージャスなこの曲は、まさに来るべき年の幕開けを祝福しているかのようで、聴くたびにワクワクしたものだ。

それでは皆さん、よいお年をお迎えください。

All Things Must Pass
Awaiting on You All
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2008. 12. 20  
TVのCMや街中でクリスマス・ソングが聞かれる季節になった。
童謡やスタンダード、ロック、J-POPなどジャンルはさまざまだが、共通しているのは聴いている人を何かしらウキウキとした気分にさせてくれるところだろう。

クリスチャンでもない人間が、このときばかりはとホテルを予約したり、高価なプレゼント交換や電飾を競い合うさまには違和感を覚え、つくづく平和な国だと思うが、欧米のクリスマスの厳かな雰囲気はうらやましくもある。

毎年この時期になると必ず聴いているのが、ムーディー・ブルースが2003年に発表したクリスマス・アルバム『December』だ。

メンバーのオリジナルのほか、ジョン・レノンの「Happy Xmas」やアーヴィング・バーリンの「White Christmas」、マイク・バットとティム・ライスの「A Winter's Tale」など、クリスマス・ソングの定番とも言える曲が収録されている。

60年代にR&Bバンドとして誕生し、70年代まではプログレッシヴ、80年代以降はポップロック・バンドとして現在まで生き残ってきた数少ないベテランバンドであるムーディーズは、現在もツアーをこなし、3世代にもわたってファンを楽しませ続けている。

彼らが奏でる音楽は常に人間愛に溢れたものだが、このアルバム全体に流れる静謐さに、イギリス人である彼ら自身が敬虔なクリスチャンなのだということをあらためて認識させられる。

中でもジャスティンの誠実さ、優しさが伝ってくる「Don't Need A Reindeer」 や「A Winter's Tale」 は大のお気に入りだ。

December.jpg

Don't Need A Reindeer
A Winter's Tale
2008. 12. 13  
キリンビール誕生120周年を記念して『明治のラガー』と『大正のラガー』が復刻発売された。

『明治のラガー』は、明治21年(1888年)に発売された最初のキリンラガービールで、麦芽とホップのみを使用。
苦みとコクが、これぞラガーという重厚な味わいがある。
ラベルに描かれた想像上の動物「麒麟」も、今とは随分違っている。

『大正のラガー』は、ビアホールが一般化しはじめた大正期のキリンラガービールで、麦芽とホップと米が使用されている。
こちらは、幾分すっきりとしてまろやかな感じがする。品のいい香りがまた良い。
ラベルの「麒麟」は色遣いは異なるが、フォルムは見慣れた今のものと同じだ。

味わいこそ違え、どちらも「大人」の飲み物としてのビールを造るという職人のこだわりが感じられる。

これまでも、生誕110周年や西暦2000年記念といった節目、節目に復刻されてきたが、今回も限定発売とのこと。
こういうビールが通常飲まれるような世の中になってほしいと、「ビール飲み」は常々思っているのである。



画像 049





2008. 12. 07  
いやあ、本当にびっくりした。
まさか、あのデラ・ホーヤがあんなぶざまな負け方をするとは。

ボクシング史上初の6階級制覇を成し遂げたオスカー・デラ・ホーヤ(米)とアジア人初の4階級制覇を達成したマニー・パッキャオ(比)とのスーパースター対決12回戦は先ほどラスベガスで行われ、8回終了TKOでパッキャオがデラ・ホーヤを下した。

下馬評では圧倒的にデラ・ホーヤ優勢だったが、いざフタを開けてみると、パッキャオの一方的な試合。
スピーディーなパッキャオが的確なパンチを繰り出し、リーチで勝るデラ・ホーヤが手も足も出せない状況は最後まで変わることはなかった。

もともと階級制のボクシングでは、元ミドル級(72.57㎏以下)のデラ・ホーヤとライト級(61.23㎏以下)のパッキャオが戦えるはずはないが、二人はこの試合を実現させるためにウェルター級(66.68㎏以下)に体重を調整して臨んだ。

結果的に、試合は体重を落としたデラ・ホーヤに不利に働いた。

パッキャオのパンチを浴びて無惨に顔が腫れ上がったデラ・ホーヤにゴールデン・ボーイの輝かしさはなかったが、素直に自分の負けを認め勝者を褒め称える落ち着いた表情からは潔ささえ感じられた。

この試合に負けたことで引退もささやかれているデラ・ホーヤだが、リスクを恐れず、常にファイターとしてファンに夢を与え続け、プロモーターとしてこのドリーム・マッチを実現させた彼に拍手を送りたい。



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