FC2ブログ
2009. 01. 31  
『テンペスト』といっても、ベストセラー小説のタイトルではない。
元コロシアムのドラマー、ジョン・ハイズマンが70年代に結成したブリティッシュ・ロック・バンドである。

ジンジャー・ベイカーの後釜としてグレアム・ボンド・オーガニゼーションのドラマーとなり、その後もジョン・メイオールのブルース・ブレイカーズやコロシアムといった名門を渡り歩いてきたジョン・ハイズマン、超絶技巧のギタリスト、アラン・ホールズワース、元コロシアム、元ユーライア・ヒープのベーシスト マーク・クラークといった強者を擁したテンペストは、超一流ミュージシャンによる実力派バンドとして当時かなり話題となった。

1973年に1stアルバム『Tempest』を発表。その後左利きの凄腕ギタリスト、オリー・ハルソールが加入してからはホールズワースとのツイン・ギターが評判を呼んだが、程なくホールズワースとヴォーカルのポール・ウィリアムスが脱退、最終的にバンドは3人編成となる。

74年に2ndアルバム『Living In Fear (眩暈)』を発表するも、やがてバンドは解散。
その後ハイズマンはゲイリー・ムーアらを誘ってコロシアムⅡを結成する。

映像はハルソールがギターとヴォーカルを担当した3人編成の時代のもので、2ndアルバムからシングル・カットされた「ペーパーバック・ライター」。
強力なサウンドと分厚いコーラスハーモニーは3人であるということをまったく感じさせない。

バンド解散後ハルソールは、ケヴィン・エアーズとの活動やさまざまなセッションでもその多才ぶりを発揮する。
ビートルズのパロディで有名なラトルズのポール役の吹き替えもハルソールがやったらしい。
残念なことに、92年、ドラッグによる心臓発作のため43歳の若さで亡くなってしまったが、その多様で流麗なギタープレイは伝説となっている。


テンペスト 眩暈
Paperbackwriter
スポンサーサイト



2009. 01. 17  
前回はディープ・パープルのビートルズ・カヴァーを紹介したが、今回はイエス。

彼らが1969年にリリースしたファースト・アルバムに収められているのは何と「エヴリ・リトル・シング」

ビートルズのアルバムの中でも人気のない『フォー・セール』のしかもB面の曲。
レコード・コレクターズ誌が行った『ビートルズ名曲ベスト100』の投票結果でも、評論家部門・読者部門ともに選外。
この曲以外にも9曲がベスト100から漏れている。
『フォー・セール』大好き人間からすれば、まったく納得がいかない。
このアルバムは、ジョンの内省的な歌詞と寂しげなメロディ・ライン、ジョージのカントリー・タッチのギターが全面に出た好盤であり、どの曲にも特有の味がある。

さて、このカヴァー、ピンク・フロイドを除けば、プログレッシヴ・ロック・グループの中で商業的にもっとも成功したイエスだが、この曲においてもその持ち味は十分に発揮されている。
壮大な音作り、透明なコーラス、オリジナルではシンプルでかわいい曲を自分たちの音で飾りつけ、完璧にイエスの世界を構築している。

ビートルズの曲にはプログレに合いそうなものは他にたくさんあるのに、あえて前期から選んだのは、その分アレンジの余地が残されているということなのだろうか。

優れたカヴァーは、違った切り口からあらためて原曲の良さを再認識させてくれるが、このバージョンはまさにその好例といえるだろう。






2009. 01. 12  
レッド・ツェッペリンが再結成ツアーをやるやらないでもめているかと思えば、今度は第3期ディープ・パープルのリユニオンの噂が囁かれている。

デヴィッド・カヴァーデイル(Vo)、リッチー・ブラックモア(G)、グレン・ヒューズ(B)、ジョン・ロード(Key)の第3期メンバーにメタリカのラーズ・ウルリッヒ(Ds)を加え再結成ツアーを行うというものだ。
http://www.web-tab.jp/article/5736/

ジョン・ロードは否定しているようだが、もし実現すればイアン・ギランを中心とした現在活動中のパープルとの本家・元祖争いが見られて面白いと思うのだが。
http://music.yahoo.co.jp/music_news/d/20090108-00000003-mysp-musi
http://jonlord.org/

さて、映像は1968年カリフォルニアでの第1期パープルのライヴ。
ビートルズの「ヘルプ」をカヴァーしている。ヴォーカルは初代のロッド・エヴァンス。
状態が良くないのが残念だが貴重な映像だ。
ヴァニラ・ファッジ風のアレンジが時代を感じさせる。

以前紹介した『リッチー・ブラックモア伝』によれば、ジョン・レノンはパープルのバージョンを当時のカヴァーでは最高の出来だと評価していたらしい。

パープルがビートルズをカヴァーするのは意外な気もするが、彼らはセカンドアルバム『詩人タリエシンの世界』でも「恋を抱きしめよう」をカヴァーしている。
最近のインタビューでも、リッチーは「私はBEATLESが大好きだ。」と語っている。





Deep Purple - We can work it out
2009. 01. 04  
あけましておめでとうございます。

今回の年末年始は日並びが良く、9連休の人も多かったことだろう。

帰省先からUターンしてきた3日、高速道路の福岡方面は渋滞がすごかった。
新聞によれば広川~熊本間で最大59㎞の渋滞だったという。
ここ数年、混雑を避けるためUターンは分散化していたが、今回は政府の『安心実現のための緊急総合対策』の一環であるETCの休日割引が影響しているのではないかと思う。

土・日・祝日の午前9時~午後5時までの間に料金所を通過しなければ割引が適用されないため、連休最終日の前日3日に車が集中したために起こったのだろう。
最大50%割引されるとはいっても何時間もかかっていては高速道路の意味がないのではないか。
せめて正月三が日は適用とすれば少しは違っていたかも知れない。

さて、写真はおなじみ青盤のジャケ写真、ではなく同じときに撮られた別テイクである。
よく見ると着ている服が違うことに気づくだろう。

写真の枠には132/200と鉛筆で小さく書いてある。
そう200枚の限定なのである。
10年以上前に、日本での公認ファンクラブ『ザ・ビートルズ・クラブ(BCC)』の通信販売で購入したものだ。

PCの前に飾られたお気に入りの写真を見ながらこれからもブログ書いていきますので、今年もよろしくお願いします。



DVC00010.jpg
プロフィール
月別アーカイブ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
ブロとも申請フォーム
フリーエリア
フリーエリア
ブログ内検索