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2009. 11. 17  
タイトルのとおり、1968年のデビューから2007年の再結成までのレッド・ツェッペリンの軌跡を綴った豪華本である。

バンド・ヒストリー、ツアー・スケジュール、アルバムの解説、メンバーやスタッフへのインタビューのほか、雑誌編集者やフォトグラファー、ミュージシャンたちのコメントなど、あらゆるものがこの1冊に詰め込まれている。

写真もステージはもちろんのこと、移動中やレコーディングセッションなどの珍しいものやツアーパンフ、ポスター、コンサートチケットが随所にちりばめられ見ているだけでも十分楽しめる。

ツェッペリンに関する書籍はこれまでも数多く出版されているが、ファンなら誰でも知っているような使い回しの記事がほとんどだった。
だが、この本にはコアなファンでも初めて聞くようなエピソードやコメントが満載されており、ページのいたるところに楽しみを見つけることができる。

ツアーマネージャーのリチャード・コールは悪名高きツアーでの乱行の数々を暴露しているし、伝説的なグルーピー、パメラ・デ・バレスの日記は華やかなロックスターの人生の裏側を垣間見せてくれる。

ミュージシャンたちのコメントも興味深い。
ハートのアンとナンシーの姉妹は、少女時代に受けたインパクトの強さを回想し、自分たちの音楽を作り上げるのにツェッペリンの影響がいかに大きかったかを最大の讃辞をもって語っている。

「前座でツェッペリンを食ってしまった」というのが歌い文句だったグランド・ファンク・レイルロードのドン・ブリュワーは、ボンゾ(ジョン・ボーナム)のドラミングを的確な分析をしながらリスペクトしている。

ほかにもピーター・フランプトン、エース・フレーリー、ジョー・ペリーなど、多くのミュージシャンが登場するが、どのコメントにもツェッペリンに対する並々ならぬ尊敬の念が感じられる。

大判でずしりと重いわりに価格がリーズナブルなところも嬉しい。



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(ジョン・ブリーム著 上西園誠訳 ソフトバンク・クリエイティブ)
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