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2009. 12. 27  
23日NHKBSで『ザ・フォーク・クルセダーズ 新結成記念・解散音楽会』が放映されていた。
観たのは途中からで録画予約をしていなかったことが悔やまれる。

加藤和彦ときたやまおさむのオリジナル・メンバーに坂崎幸之助が加わったラインナップだったが、本当にいい曲をたくさん作っていたことをあらためて感じさせられた素晴らしいコンサートだった。
ビートルズと同じように、加藤和彦ときたやまおさむのコンビもまさしく天の配剤と言うしかない。

それにしても、年をとっても変わらないあのさわやかさは何なんだろう。

コンサートの最後にきたやまおさむがあいさつしたとおり、本当に「最後のコンサート」となったことが残念だ。



フォークル

あの素晴らしい愛をもう一度 フォーククルセイダーズ

白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス
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2009. 12. 13  
今年は松本清張の生誕100周年ということで、文庫本のリニューアルや雑誌の特集、テレビドラマの再放映、映画のリメイクなど、清張人気が再燃している。

ミステリー好きの私もずっと海外ものがほとんどだったが、3~4年前、清張を読んで以来、すっかりその魅力にとりつかれてしまっている。

清張ミステリーの魅力は、何と言ってもそのリアリティだ。
「謎解きよりも動機が重要」と清張自身が語っているように、何の変哲もない普通の会社員や中級官僚が、あることがきっかけで犯罪に手を染め、あるいは事件に巻き込まれる様が実際に起こったことのようなリアルさをもって描かれている。
そして、その謎を解明するのは名探偵でも敏腕刑事でもなく、ひたすら地道な捜査活動を続けるごく普通の刑事だ。

表現が簡潔で読みやすいところも大衆に好まれている大きな要因だろう。
最初の数行を読んだだけですぐにその世界に入っていける。
昨今の芥川賞作家のような、如何にも純文学然とした回りくどく、意味のない修飾語がだらだらと続くだけの文章とは大違いだ。

清張といえば、「点と線」や「ゼロの焦点」「砂の器」などの長編が有名だが、個人的には短編に魅力を感じる。
長編よりも短編のほうが難しいとよく言われるけれど、さすがに清張の短編は足りないところも余分なところもなく、まさに絶妙な塩梅で完結している。
結末を説明しすぎず、余韻を残してスパッと終わるところも読者の想像をたくましくして効果的だ。

帰省した折、自分が買った本と同じものが実家にあるのを発見し、子供の頃、母親が清張のミステリーをよく読んでいたのを思い出した。
最近はミステリー談義で親子の会話が弾んでいる。

命日(12月21日)が近づいてTVではこのところ毎週のようにドラマが放映されている。
映像作品では誰がどういうふうに演じているのか、事件の舞台をどのように再現しているのかも興味があるところだ。

清張の作品にはよく「悪女」が登場する。
そういう悪女を演じる「清張女優」といえば、かつては名取裕子、最近では米倉涼子ということになるのだろうが、若い人では星野真里がいい。
先頃放映された「黒の奔流」での悪女ぶりは、バラエティなどで見るようなか弱いイメージとはかけ離れた堂にいったもので、最近いろんなドラマに起用されているのも納得する。
彼女にはこれからもどんどん悪女を演じてもらいたい。

男性では「点と線」で刑事役を演じたビートたけしの器用ではない演技が、かえって無骨な九州人の雰囲気を醸し出していてよかった。

また、街中の看板や人々のファッション、夜行列車での移動、天井の大きな扇風機が回っている警察署内の様子などが昭和を感じさせ懐かしい世界に浸れる。

今公開されている「ゼロの焦点」のリメイク版も楽しみだ。


松本清張生誕百年HP

2009. 12. 03  
毎週水曜日にBS-TBSで放送されている「SONG TO SOUL」は大好きな番組だ。
毎回、ポップス、ロック、ジャズ、フュージョンの名曲にスポットをあて、曲が生まれた動機、時代背景、エピソードなどを紹介してくれる。

これまでも「スモーク・オン・ザ・ウォーター」や「イエスタデイ・ワンス・モア」、「アローン・アゲイン」、「素顔のままで」、「アメリカン・パイ」など名曲が数多く取り上げられ、バンドメンバーや作曲者のインタビューにより興味深い事実がわかって面白かった。

先週放送されたのが、プロコル・ハルムの「青い影(Whiter Shade Of Pale)」。
新聞のTV欄で見つけたときは、いよいよかと小躍りしたが、内容は期待はずれで正直がっかりした。

バッハの「G線上のアリア」をモチーフにしたハモンド・オルガンの荘厳で美しいメロディに加え、バンドの詩人キース・リードによる難解な歌詞が曲をより一層謎めいたものにしている。

誰もが一度聴いたら忘れられないこの曲は、まちがいなく永遠のマスターピースであるが、一方で、プロコル・ハルム=青い影という図式を決定的にしたためにバンドの将来を苦しいものにしたのも事実だろう。

曲が出来たいきさつや歌詞の意味、バンド・メンバーのこの曲に対する思いなど、知りたいことは多く、作曲者のゲイリー・ブルッカー(リッチー・ブラックモアによれば本当の作曲者はオルガン奏者のマシュー・フィッシャーだというが)や作詞者のキース・リードへのインタビューは是非とも入れてほしかった。


ところで、ジョン・レノンはこの曲をたいそう気に入ってたそうだが、ポール・マッカートニーにとっても忘れられない曲だという。

1998年4月17日、がんのため亡くなった妻リンダ・マッカートニーの追悼集会での弔辞で「初めて出会った夜、流れていた"Whiter Shade Of Pale"はふたりの歌になった。」と語っている。



青い影 1
青い影
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