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2012. 04. 30  
肺炎で昏睡状態だったビージーズのロビン・ギブが奇跡的に意識を取り戻し回復の兆候をみせているという。
http://npn.co.jp/article/detail/77756192/

ロビンは大腸がんを患い、それが肝臓に転移したため緊急手術を必要としていたが、肺炎で昏睡状態となったため一時は絶望的な見方も伝えられていただけに、ひとまず胸をなで下ろした。

自分にとってビージーズといえば「マサチューセッツ」「獄中の手紙」「「ラブ・サムバデイ」「ワーズ」「マイ・ワールド」などのナイーヴなフォーク・ロックを歌うビージーズである。

ハンサムで男らしい長男バリー、華奢で人なつこい雰囲気の次男ロビンと3枚目だがいろんな楽器をこなす器用な双子の兄弟モーリスが織りなす美しいコーラス・ハーモニーは唯一無二のものだった。

3人の中でも、神経質そうに片耳に手をやり歌うロビンの高くて震えるような特徴的な声がビージーズの最も繊細な部分を担っていたと思う。

ビージーズといえば今では「サタデイ・ナイト・フィーバー」以降の活動ばかりが取り上げられる始末だが、ファルセットでディスコ・ミュージックを歌う彼らではなく、繊細な詩とメロディを美しいハーモニーで歌うビージーズをもっとたくさんの人に聴いてもらいたい。

ロビンの回復を心より祈ります。


ビージーズ

Bee Gees - Massachusetts
Bee Gees - I Started a Joke
Bee Gees - Message To You (1973) Live!
My World - Bee Gees - Live TV Show
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2012. 04. 01  
昨年秋に40年ぶりにタイガースのメンバーとして復帰したピーこと瞳みのるが書き下ろした自伝。

元メンバーが自分に向けて書いた曲『ロング・グッバイ』を聴いたのをきっかけに昔の仲間たちと再会する決心をしたことに始まり、生い立ち、少年時代、タイガース時代、教師生活、中国との関わり、料理など多岐にわたっており、好奇心旺盛で生真面目な著者の人柄が溢れている。

タイガースのファンではなかったが、NHKテレビのの『SONGS』を観て以来、瞳みのるという人物のことがずっと気にかかっていた。
一人ショー・ビジネスから遠ざかっていた男がメンバーの中で一番若々しかったのはなぜか、なぜ解散以来メンバーと一切連絡を絶っていたのか、なぜタイガースとはまったくかけ離れた教師の道を志したのか。

裕福な家に生まれながらも、家業が倒産してからは小学生の頃からアルバイトをして生計を立て、働きながら高校まで卒業した。
そういう大変なときも、クラスメイトと語り遊んだ学校が楽しかったという。
アイドル時代にあってもしっかりと現実を見つめ、解散前の1年間で1千万を貯めて後の学業開始に備えた。

タイガース解散コンサートが終わった夜にトラックに家財道具を積み、高速を飛ばして京都に帰った。
それからはショービジネス界ときっぱりと断絶し教師を目指してひたすら勉学に励んだ。

慶應義塾大学に合格し、大学院まで進学、その後慶應高校での30年あまりの教師生活を経て、現在は中国と日本を行き来しながら京劇と日舞のコラボレーションや明治期の文部省唱歌の研究をしているという。

タイガース解散の真実やメンバーの素顔についてはもちろん興味が惹かれるが、小説家柴田錬三郎との交友や中国での生活、教師時代のエピソードもユーモアを交えていて面白い。

タイガースと教師という二つの人生を生き、二度の大病から生還したピー。
これからは団塊の世代の人に元気を返すのだという。

精悍さが漂う佇まいと知性が垣間見える落ち着いた話しぶりには、彼がこれまで生きてきた人生のすべてが映されているのだと感じた。


ロング・グッバイのあとで
瞳みのる official site

沢田研二LIVE 2011~2012 ツアー・ファイナル 日本武道館 01
沢田研二LIVE 2011~2012 ツアー・ファイナル 日本武道館 02
沢田研二LIVE 2011~2012 ツアー・ファイナル 日本武道館 03

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