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2012. 07. 22  
ディープ・パープルのジョン・ロードがすい臓がんのため亡くなった。
またブリティッシュ・ロックの黄金期を形づくったパズルの一片が失われた。
ロックがもっとも輝き、毎日がワクワクしていた70年代がだんだん遠ざかっていくようで寂しい限りだ。

ところで、ビートルズとディープ・パープルの関係については、あまり語られることがないが、実は両者は意外なところで関わりがある。

1968年に結成されたパープルは、当初オルガンを加えたヴァニラ・ファッジ・スタイルのアート・ロックバンドであった。
初代ヴォーカルのロッド・エヴァンスはイアン・ギランのようなハイトーンでシャウトするタイプではなく、甘い声で情感を込めて歌い上げるバラード・シンガーだった。
当時のレパートリーも、初ヒットとなったジョー・サウスの「ハッシュ」や二―ル・ダイヤモンドの「ケンタッキー・ウーマン」に代表されるようなカバー曲が多く、ビートルズ・ナンバーも「ヘルプ」や「恋を抱きしめよう」がとりあげられている。
このあたりは、実はビートルズが大好きだというリッチー・ブラックモアの趣味だったのかもしれない。
ジョン・レノンは、数ある「ヘルプ」のカバーの中でもパープル版が最高の出来だというコメントを残している。

ビートルズの中でもっともパープルと関係が深かったのはジョージだろう。
ジョージの大邸宅があるロンドン郊外のヘンリー・オン・テムズには、ジョン・ロードやイアン・ペイスが住み、彼らとは家族ぐるみの交流があったようだ。

中でもジョン・ロードとは交流が深かったらしく、ジョージの1982年発表の「ゴーン・トロッポ」ではシンセサイザーで参加、遺作となった「ブレインウォッシュド」でもタイトル曲でピアノを弾いている。

1984年12月パープルのシドニー公演のアンコールではジョージが飛び入り出演し、リッチーと並んでリトル・リチャードの「ルシール」を嬉々として演奏する姿をYou Tubeで観ることができる。

また、1999年にリリースされたポールの「ラン・デヴィル・ラン」ではイアン・ペイスがドラムを叩いている。

ロックのもっとも有名なリフである「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の4度のハーモニーが「シー・ラブズ・ユー」のオブリガードとまったく同じ音で構成されているのは単なる偶然だろうか。

ジョンのご冥福をお祈りします。
どうか天国でジョージとセッションしていますように

Rest In Peace


第1期ディープ・パープル
第1期ディープ・パープル
後列真ん中がジョン・ロード、前列左がロッド・エヴァンス

Deep Purple - HELP 1968
Deep purple we can work it out
Deep Purple and George Harrison - Lucille - Live 1984



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