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2013. 03. 30  
本国アメリカではまったく鳴かず飛ばずのシンガーが地球の反対側の南アフリカではディランやストーンズを凌ぐほどのスーパースターだったという、まるで小説のような奇跡のドキュメンタリー『シュガーマン』が話題を呼んでいる。

これほどのスーパースターがなぜ本国では無名なのか、彼はいったい何者なのか、南アフリカの熱狂的ファンがシュガーマンの正体を探っていくうちに驚くべき真実が明らかになる。
ちょっと謎めいていて興味をそそられる映画だ。

そして、もうひとつ、この春話題を呼んでいる映画が『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』だ。
70年代から活動を続けているベテラン・アメリカン・ロック・バンド、ジャーニーが新しいリード・シンガーを探し当て、バンドの停滞期から見事復活を遂げるドキュメンタリー。

ハスキーでハイトーンのヴォーカルが魅力の看板シンガー、スティーヴ・ペリーが抜けた穴は大きく、後任のシンガーも長続きせずに二人も辞めていった後、なかなか適任者が見つからず諦めかけていたときに偶然にYouTubeを観ていたニール・ショーンが見つけたのがフィリピン人アーネル・ピネダだった。

マニラの貧民街で育ち、バンドで歌ってその日の僅かな稼ぎを得る毎日を送っていた彼がニール・ショーンのメールがきっかけで世界的人気ロックバンドのリード・シンガーになるという、陳腐な表現だが正にシンデレラ・ストーリーだ。

「カッコ悪いし、背も低い」「完璧なアジア人」と自分を卑下するアーネルだが、スティーヴ・ペリーにも引けを取らないハイトーン・ヴォーカルとステージでの全力のパフォーマンス、そしてオフ・ステージで見せる謙虚な態度は実に魅力的で、間違いなくバンドに新風を吹き込んでいる。

フィリピンのスーパースターといえば、ボクシングで史上二人目の6階級制覇を成し遂げたマニー・パッキャオを思い出すが、貧しい家庭に育ったという境遇も二人は同じだ。

アジアの貧民街で育った若者が世界チャンピオンになり、ロック・スターになるという奇跡はきっと同じ境遇の人々に勇気と希望を与えているに違いない。

熊本では Denkikanで公開予定。



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http://journey-movie.jp/
Journey アーネル・ピネダ物語 at Oprah "Don't Stop Believin'"
Denkikan
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2013. 03. 17  
「モエ・エ・シャンドン」といえば、ドンペリで有名なモエ・エ・シャンドン社が造るシャンパーニュのスタンダード。

「世界で最も愛されているシャンパン」といわれるだけあって、映画にはしばしば登場する。

オードリー・ヘップバーン主演の名作『昼下がりの情事』や、ジュリア・ロバーツ主演の『プリティ・ウーマン』など。

そしてロック・ファンには、シャンパンとキャビアに囲まれたマリー・アントワネットのような生活を送る高級娼婦を歌ったクイーンの「キラー・クイーン」がはずせない。
この曲で「モエ・エ・シャンドン」の名を初めて知った人も多いのではないだろうか。


この「モエ・エ・シャンドン」、プレゼントとして贈ったことはあるが、自分のために買ったことはこれまでなかった。

リーズナブルで美味しく、コストパフォーマンスが高いのはスペインのカヴァだが、やっぱり本場のシャンパーニュも飲んでみないとなあ、と先日思い切って買ってしまった。

瓶内発酵期間の長さだろうか、コルクを抜いたとたんにあふれる泡の勢いが通常のスパークリング・ワインとは全然違う。
この泡がどんなときでも心を元気にしてくれる。

フルーティで品のいい香り、なめらかでも芯がしっかりしている辛口で後味もスッキリ。


ほんのつかの間リッチな気分を味わったが、一方で、カヴァが3本は買える値段のものをセレブは日常的に飲んでいるのかあ、とため息。

明日からまた第三のビール生活に戻るとしよう。



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モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアル

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アルフォンス・ミュシャが1899年に手掛けたドライ・アンペリアルのポスター

Queen - Killer Queen
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