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2013. 11. 24  
かつてないほど日本中が沸いたポールの久々の来日。
先日のサムタイム・ライブでもまだ興奮が冷めやらない雰囲気の中、バンドもいつもより熱い演奏ができたように思う。
お客さん方と同じ話題で盛り上がり、あらためてビートルズファンであることのありがたさを感じた。

さて、これからクリスマス、年末と世間があわただしくなりだす頃だが、ビートルズ・ファンにとってはひときわ感慨深い季節を迎える。

11月29日と12月8日、2週間と隔てない間に二人のビートルの命日が今年もやってくる。

ジョンの命日は毎年何らかのニュースにはなるけれど、ジョージの命日についてはほとんど話題にのぼることはない。
「静かなビートル」は亡くなっても「静かな」ままだ。
まあ、それがジョージらしいといえばそうなのだが。
きっと本人も「ジョンの命日が近くてよかったよ。おかげで僕はそっとしといてもらえるからね」とでも言ってそうだ。

2001年11月29日からもう12年。
生きていればちょうど70歳。

ポールとは1歳違いで、実はビートルズの中でも一番付き合いが旧い。
同じリバプール・インスティチュートに通う二人は通学のバスで知り合い、ロックンロールとギターが好きなことから親しくなり、ポールがジョンと知り合う前から一緒にギターを弾いていた仲だ。
二人でウェールズまでヒッチハイクしたこともあったという。

ポールは常に一つ下のジョージを弟のように感じていて、それはビートルズ時代も終始変わらず、ジョージはそういうポールの「上から目線」を嫌っていたともいう。

そういったバンドの内幕は、今年イギリスで発刊されたジョージの新しい伝記『George Harrison : Behind the Locked Door』でも詳しく書かれているらしい。
http://ro69.jp/blog/kojima/90089
http://www.dailymail.co.uk/home/event/article-2442688/The-Beatles-George-Harrison-feared-shot-hated-pushed-Paul-McCartney.html

ジョージの曲に関して「ポールが張り切る」のは有名な話だ。
"Taxman" "Something" "While My Guitar Gently weeps" "Here Comes The sun" etc
どの曲でもポールのベース、ギター、コーラスは本当に素晴らしい。
たとえジョージが「弾きすぎ」と言ったとしても。

その一方で、ポールに対して「冷ややかな態度を取る」ジョージも、1975年のウィングスの船上パーティーに元メンバーでひとり顔を出している。
1980年、ポールが成田空港で逮捕されたときに真っ先に電報を打ったのはジョージだった。

ジョージが最期を迎えると悟ったとき、病床にポールとリンゴを呼び、ジョークを飛ばしあっていた3人も最後には手をつないで泣いたという。

そして2001年11月29日、ジョージが息を引き取ったのはポールが所有する家だったらしい。

ポールはジョージの訃報に接し、「かわいい弟みたいなものだった。」と語っている。

ここ数年ポールはコンサートで必ず"Something"を演奏しているが、弾いているウクレレはジョージからプレゼントされたものだ。


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Paul McCartney Osaka(12 Nov 2013)-Something-
Paul McCartney - Something - Fenway Park, Boston 7-09-2013

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2013. 11. 17  
15日午後5時前に会場である福岡ヤフオクドームに到着。

グッズ売り場はすでに沢山の人でごったがえしていた。
並んで自分の番を待つ間にも売り場正面に張られたカタログに SOLD OUT のシールが次々に貼り付けられ、そのたびに「あーあ」というため息が合唱のようにもれる。人気商品はすべて完売。

ようやくグッズを買って、入口に向かうがここも長蛇の列。
入場開始の5時を過ぎても一向に入口のとびらは開かない。
今回の公演ではリハーサル鑑賞券付きチケット「VIP ticket」が発売されているが、どうやらそれが長引いたらしい。

しばらく待って列が動き出し、会場に入るが中もすごい混雑。
人の流れが絶え間なく、行きたい方向になかなか行けない。
これまで90年、93年、02年とすべて観てきたが、これほどの混雑は初めてだ。
今回が最後かも、という想いがそれほど興味がない人までをも巻き込んだのではと勘繰ってしまう。

待ちに待った開演は7時20分すぎ。
予想どおり Eight Days a Week でスタート 。
それからはビートルズ、ウィングスのヒット曲のオンパレード。

最近のポールはこれまで人前で演奏してなかった曲を必ずセットに入れているが、今回は All Together Now や Lovely Rita が目新しい。

そういった中でも新曲 New はまるでビートルズの曲のような感じで、昔からそこにあるような錯覚を起こすほど。
今の時代には珍しいほどにシンプルな作りだけど、一度聴けば忘れないメロディ。
まさにマッカートニー=ビートルズ・ミュージックの真髄を見たような気がしていっぺんで好きになった。

Blackbird のようなアコースティック・ソロでは他のメンバーは休めるが、ポールは最後まで出ずっぱり。
2回のアンコールまで含め3時間近くのコンサートを最後まで休むことなくやりきったポール。
71歳とは思えない体力と精神力には敬服する。
そしてサービス精神、本当にファンの前で演奏するのが好きなのだ。

1967年のアルバム「サージェント・ペパー」で64歳になった自分を歌ったポール。
その年齢もとっくに過ぎているが、隠居するどころか年を取るごとに益々アグレッシヴになっている印象を受けた。

また次もぜひ来てほしい。


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Paul McCartney 'New' (Lyric Video)
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