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2014. 09. 23  
NHK BSプレミアムの『にっぽん縦断こころ旅』をよく観ている。
俳優の火野正平さんが視聴者からの手紙に書かれた思い出の風景を自転車’チャリオ’で訪ねる番組だ。

その場所は必ずしも名所・旧跡や絶景というものではなく、何の変哲もない海岸だったり、高さ50mほどの小さな山だったりする。
しかし、手紙の主にとっては、幼い頃住んだ官舎の跡地であったり、小学校のとき遊んだ場所であったりと、かけがえのない大切な風景なのだ。
今はそこを離れ、行けない本人に代わって火野さんがその風景を見てくるというのがこの番組の趣旨だ。

道中声援を送ってくれる人たちに火野さんは気さくに応える。
それが、無視するわけでも、媚びるわけでもなく、程よい距離感なのだ。
テレビ向けに「いい人」を演じようとすることはまったくない。

以前、有名人が民家に泊めてもらう番組で、女性タレントが感激のあまり何かにつけて泣くシーンを観て辟易したことがあった。
善意に基づく行動であったとしても、ときに他人を重たい気持ちにさせることがある。
必要以上に丁寧にふるまうさまを見て不快に思う人もいる。

「自然体」という言葉があるけれど、火野さんを見ていると、ああこういうことなんだと思う。
火野さんのようにはなかなかできないとは思うけれど、こうありたいものだ。


こころ旅2

http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/
こころたび. 池田綾子
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